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兵庫県明石市の田中医院のスタッフブログ
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梅雨時期の体調管理について

雨

とうとう関西地方も梅雨入りしそうです。
梅雨時期は憂鬱な気分になりがちですね。
その理由は、日照時間が減ること、気圧の変化、湿度の上昇による不快感などがあります。
天候のことなので仕方がないですが、可能な範囲で対策をとって体調管理に努めましょう。

梅雨の時期は湿度が高いため、あまり水分を摂らない人が多いですが
意外と身体の中は脱水傾向にある方が多いです。
この時期の頭痛や倦怠感は脱水からきている場合もありますので
こまめに水分を摂るようにしてください。

また、梅雨時期は雨が多く、日照時間が少なくなります。
日光は身体にとって大切で、日光を浴びることは体内時計と密接な関係があります。
その中で、「メラトニン」という脳の松果体から分泌されるホルモンがあります。
これは沢山分泌されると眠くなり、朝日光をあびると減少するホルモンで
このバランスが崩れると体内時計のリズムが狂い、不眠などの症状を引き起こす可能性があります。
梅雨の間の晴れ間には日光浴をして体内時計をリセットするようにしましょう。

体内時計に関連して、ウォーキングやジョギングなどの運動も体内時計のリセットに一役買います。
室内でもできる運動を適度に行うようにしましょう。

この時期は食べ物が傷みやすいです。
調理したものを常温で放置すると食中毒の原因になる細菌が繁殖します。
4~9月は食中毒の発生が増える時期なので特に注意しましょう。
お弁当などは詰める前にご飯やおかずを冷ましておき、
細菌の繁殖を抑えることができる梅干しや酢などをうまく使いながら
保冷剤で温度上昇を防いで安全に持ち運びましょう。

梅雨時期の健康管理に大切なこと

◎適度な水分補給
◎貴重な晴れ間には日光浴をする
◎適度な運動
◎充分な睡眠
◎食べ物が傷みやすいので食中毒に注意

注意していても体調を崩しやすい時期です。
体調を崩してしまったらこじらせる前に医療機関を受診しましょう。

医療法人社団陽洲会田中医院 明石市二見町2032 JR土山駅徒歩5分 内科・小児科・糖尿病